私たちが泊まったB&B・Hotelの紹介
Glenmoriston Town House グレンモリストンタウンハウス ホテル
Hosts | - |
Address | 20 ness bank, inverness IV2 4SF |
Telephone | 01463 223777 |
E−Mail | reception@glenmoristontownhouse.com |
Web Site | Glenmoriston Town House |
More Information | - |
2010年6月9日(水)〜6月10日(木) 1泊 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
9日(水) 夕
今日の宿泊はグレンモリストンタウンハウスだ。この地区の割り当ては3泊。
できれば昨夜までのカッスルホテルに連泊したかったのだが、今日の分が空いていなかった。そこで5年前の訪問で結婚記念日のディナーを楽しんだ
グレンモリストンタウンハウスを思いだした。5年前はホテルが見つからず婦警さんのお世話になったものだが、今年はナビ子ちゃんのお蔭で難なく到着。
1晩だけだから最もリーズナブルなツインだが、これで十分だ。ルームナンバー”1”の部屋だ。ディナーは5年前と同じ"Abstract Restaurant"を20時に予約した。
シャワーを浴び一張羅のスーツに着替えて部屋から1分でレストラン到着。
レストランは大盛況だ。ハイランド一の都市のAA3ロゼットなどアワードを獲得しているレストランだけに、ゆったりしたスペースでという訳にはいかない。
入口近くの小さなテーブルに通される。オーダーはスターターに
・ Tempura of Scallops and Prawns, Creamy Sweet Chilli Sauce snd Tatare Sauce と
・ Hand Dived Scallop, Roasted in Shell with Lemon and Chive Butter, Thai Salad メインは
・ Red Deer Fillet, with Savoy Cabbage, Roasted Mushroom と ・ Chicken, Roasted Tiger Prawns, Peas A La Francaise, Nantua Sauce にする。
先ずはシャンパンで5年ぶりの再訪を祝う。支配人らしき男に5年前の結婚記念日に、ここでディナーをいただいたことを話すと、とても喜んでくれる。
ハイランドに居て”てんぷら”をいただけるとは。日本で食べるサクサク感とは少し違う、いえばカリカリ感だ。ソースはだいぶ違うが、これは”天ぷら”ではないのだ。
"Tempura"として、とても美味しく頂いた。
ホタテ貝の殻焼きは日本では普通だが、ここでお目に掛るとは。妻は柔らかく焼きあがっていると大喜びだ。"Hand Dived"ということは養殖ではないということだ。北海の恵みだ。
スコットランドでは野性の赤鹿(Red Deer)による農産物などへの被害が多いのだという。こんなところは日本と同じような問題が生じているのだ。
味は特に言うほどのものではないが、狩猟(ゲーム)の野趣が感じられ、それなりに楽しめる。
"Nantua Sauce"はザリガニのソースだという。日本ではお馴染ではないが、フレンチとしてはポピュラーなようだ。
既に満腹だ。妻はワインが残っているが、私はもう少しいただきたい。支配人にシングルモルトが欲しいと言うと、ウイスキーのメニューを持ってきた。
何とシングルモルトだけで250種以上も載っている。それに引き換え、ブレンドは13種類しかない。スコッチのなんたるかを垣間見る。
年代は"no age"から"51years"まで、価格も1杯がで£2.5から£57まで幅広い。迷いに迷ってロングモーン(Longmorn)の15年にする。
これが大当たり。香りは高いが、強い癖はなくまろやかな口当たりだ。支配人に美味しいと伝えるとボトルごと持ってきてお代りをどうぞと言うが
そういう訳にはいかない。ウイスキーのメニューが気に入ったと伝えると新品を持ってきてお持ちくださいと言う。喜んで頂戴する
(写真上2枚 産地別にリストされている 16ページの立派な冊子だ)。
10日(木) 朝
今夜も明晩もB&Bは1泊で移動する。スーツケースを部屋に持ち込まなくても良いように、着替えや洗面道具を別に荷造りする。
その点、このホテルは1階でパーキングへの通用口も近く便利だ。
陽だまりのスタッフから電話が入る。簡単な作業の確認を兼ね安否を尋ねてくれたのだ。「元気でやっているか? 陽だまりはバラが満開で綺麗だ」という。
急に里心が芽生える。来年は陽だまりのバラのシーズンを外して旅程を立てよう。
昨夜のディナーと同じ席で朝食にする。朝食のメニューも豊富だ。二人ともキッパーをオーダーする。キッパーとはニシンの塩漬けを薫製したものだ。
日本の干物に比べると、塩味も匂いもずっと強い。これが結構美味しいのだ。時には良いものだ。
パンのコーナーにはホワイトとブラウンの食パン。クロワッサン、デニッシュなど3種類も置いてある。トーストは自らパンをセットするシステムだが、
大きくて強力なトースターだからあっという間に出来上がって、すごい勢いで飛び出してくる。客がビックリする顔を見ているのも楽しい。お皿の積み方もお洒落だ。
シリアルも各種置いてあるが、食指は動かない。フレッシュフルーツにたっぷりのヨーグルトを掛けてオレンジジュースと共にいただく。腹ごしらえは十分だ。
詳細は Web Site などでご確認ください。
「旅行記」もご覧ください。